圧倒的な熱量。
主人公の沸々と湧き上がる深い悲しみ、耐えがたい焦燥感が余熱みたいに2時間ずっと続く感じ。
観ている間ずっと息を止めて見てしまっていたのか、映画館を出てやっと息ができた感覚。
タクシー…
とんでもねえものを観た
体内の全血液は脳天に昇り
水気は脚元へと流れ堕ち凝固する
喉は枯れ息継さえ儘ならない
身体の空洞を内外から圧迫し合うように
眩い光と幻影的な音たちが木霊する
悍ましくて幾…
場面の感情によりBGMの雰囲気、
また、あえて音を抜いている瞬間等があり
映像への没入感をより体感できた。
今までに見た映画っぽくない映画で
刺激的な時間でした。
特に光の使い方がとても綺麗で
…
「信じて欲しかった」
「愛すことより愛される為の人で溢れてる」
最後までさゆりの顔が見えないのは、ベランダへの伏線と真正面から向き合っていなかったから。守島の記憶に彼女の背中とのっぺら坊ばかりがや…
全編モノクロの意味が観ているうちにわかってきます。
妻を自殺で無くした過激な愛妻家が生きるためにその意味を探し求めるストーリー。
この作品は妻の死を精神的に立ち直る事ができず、もがき苦しむ夫の頭の中…