afterglow 残光、日没後の空に残る微かな光、何かが終わった後に残る感情…
モノクロの映像が煌びやかな街の光をぼんやりと映し出す。最愛の人を亡くした男はタクシードライバーとなって彷徨う。どこ…
喪失感で自分がおかしくなってそのまま帰って来れなくなる→しかし本人は一番幸せな思い出へ。
誰もが通る道を、リンチは「イレイザーヘッド」を作って、塚本晋也は「鉄男」を作った。
そんな妄想の世界を、本作…
こんなに眩しくない光は初めて。ライ麦畑に囲まれてるような安らぎが欲しかっただけなんだけどな。何も望まないことでやっとこ得られる幸福なんて要らない。それなら一生悩んで苦しんで落ち込んで、嫌な夢見続けま…
>>続きを読む映像が美しい。墓参りと終盤のタクシー内でさゆりの独白を聞くシーンが印象に残る。
ラジオから流れる言葉にもあるように、愛するということの難しさを考えさせられた。
守島の「愛する」という行為は一人相…
夢と現実が混ざり合うような、光と影が混ざり合うような、生きていることの曖昧さの中に引き込まれるような映画体験でした。
亡くなった妻の光と影と、自分の存在の確かさを求めて東京を走る、どこにも辿り着けな…