仕事は楽しいし、職場にも恵まれているのに自意識が強くなりすぎて憂鬱な休日を過ごしている。王子様が現れると信じていた過去の自分をぼんやりと思い出して嘲笑う。今は自分嫌いモード。待てよ、そういえば最近王子に会ったじゃん、と前言撤回。嘲笑撤回か。
可愛い色合いが絵本のようで、全ての行動がテクテクと音がしそう。緩い世界、良いな。
ハートすら見えてくるキュートさも良いな。こういう世界に住みたくなった。
別に好きになったりはしないのだけれど、この間、高いところから降りる時に外国人に手を差し伸べられてちゃんと「ひゃあっ」と悲鳴をあげた。あれは間違いなく王子だった。そして私は姫気分だった。