クリーム

監禁救命士のクリームのレビュー・感想・評価

監禁救命士(2016年製作の映画)
3.7
冒頭から、グロッ。ここまで、グロいと笑ってしまって、不思議と感覚が麻痺する(笑)。苦手な人は、観る必要のない作品だけど、意外と嫌いじゃなかったです。中盤、内容もグロも弛みますが、着地も上手く纏まってたと思います。何か、面白かった。

救命士のフリをして人を拐っては、生きたまま、叫ばない様に声帯を傷つけ、内臓を抜き取って売りまくる残虐な殺人兄弟コリーとジェフリー。ある日、山で捻挫したシンディは、彼等の餌食になるのてすが、兄弟の姉に似ていた為、直ぐに殺されず、生かされます。そして、監禁生活が始まるのでした。



ネタバレ↓



弟は、少し頭が弱く兄の言いなりだが、姉が大好きだった。兄コリーに耐えきれず、姉とできていた弟ジェフリーは、コリーを残し逃亡しようと計画していた事がバレ、姉は殺された。コリーは、自分勝手に女遊びをするのだが、ジェフリーに執着していて、弟を奪おうとする姉が許せなかった。シンディは、コリーに足を折られ、犯され続けます。ジェフリーが食事を持って来たりする中、ジェフリーとも関係を持ち、彼を誘惑し操ります。2人が逃げようと計画している事に気付いたコリーがシンディを殺そうとするとジェフリーが助けに入ります。しかし、シンディはジェフリーの隙を見て彼の顔面を強打し逃げ切りました。
1年後、救命要請に駆け付けた兄弟をシンディと仲間達が監禁場所に連れて行き、兄をベッドに弟はトイレの上にぶら下げ、兄の解剖シーンを弟に見せるのでした。外では臓器の密売人が待っています。

大胆に人体を切り開き、生きたまま内臓剥き出しで、臓器を分解して行く様子は、流石に驚きましたが、あまりにも大胆過ぎるし、兄弟がシンディに対して緩いので、普通に観ていられます。ラストのリベンジは、シンディが実際に見せつけられたシーンと同じで、良かったです。グロいけど、怖さは感じず。何だか変わった作品でした。ちょっとコメディっぽいのもあるかも知れません。

兄が分解した死体の太ももから腰までの女体といたすシーンは、笑った。
後、シンディと弟の中に嫉妬した兄が、シンディの口とオマタを縫い合わせるセンスには、ひいた。

*ひかりんごさん、ありがとう☆
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