劇場版SPY×FAMILY見た。
上映中、ギャグにいちいち低い声でリアクションするオジサンがいた。
終映後チラッと見たら、黒ジャンパー着たいかにも川崎という感じのおじいちゃんと小学校高学年くらいの孫娘だった。
ああ楽しかったんだろうなァと思って、スモークの余韻ぐらい本当に素敵な気持ちになった。
毎年この時期は読んだ事のない大ヒットマンガ映画を見にいく。
映画ファンの為だけに映画館がある訳じゃない。
市井の人々の為に街の劇場はある。
そこでの人々の営みこそ、もはや本編より尊いものがある。
生活に根ざした映画体験があり、それは決して忘れてはならない姿なのだ。