鎌谷ミキ

劇場版 SPY×FAMILY CODE: Whiteの鎌谷ミキのレビュー・感想・評価

劇場版 SPY×FAMILY CODE: White(2023年製作の映画)
3.9
【不可もないけど…】

[あらすじ]
世界各国が水面下で熾烈な情報戦を繰り広げていた時代。
西国ウェスタリスの情報局対東課〈WISE(ワイズ)〉の敏腕諜報員エージェントの〈黄昏(たそがれ)〉ことロイド・フォージャーがいつものように任務に当たっていたところ、進行中のオペレーション〈梟(ストリクス)〉の担当を変更する、という指令が。
しかし新たな担当に選ばれたのは、無能な男だった――。

[レビュー]
新年映画館一本目!もう少し早く鑑賞予定だったけど、TVシリーズを完走してから行ったので、予習バッチリでした👌

ちゃんと序盤にキャラクター紹介があるので、紹介ないのは細かい脇役ぐらい。すぐにスパイファミリーの世界観に浸れます。長男は2回目鑑賞なんですが、気に入った理由がなんとなくわかります。これは、ファミリー向けのスパイファミリーだと。子どもをターゲットにしてるのは◯◯◯の神様でよくわかるし、めちゃくちゃわかりやすいストーリー展開ですし。

なので、大人からすると「いつものスパイファミリーなんだけど、なんだけど…」ってなる。
これって裏を返せば、オリジナルを描いている遠藤達哉先生のストーリー展開が巧みなことを表してるのかもと。今回は映画オリジナル(TV版の脚本家・大河内一楼氏)ですからね。

いや、だからって面白くなかったわけでもなく。ロイドはなんでもこなすし、ヨルさん最強だし、アーニャカワイイし面白いし、ボンドも活躍してるし。
突拍子もない流れが気になった感じです。まあ、スパイと殺し屋が夫婦という設定が一番突拍子もない…

キャラクターデザイン原案や監修を遠藤先生がやってるから、そこの違和感はなかった。もっといえば、俳優ゲスト声優いたの?レベルで気づかない(キャスト欄で確認を、マジでわからん)

多分、こんな感じで遠藤先生とは違うストーリー展開の映画また作られるんだろうなぁと思ってしまったけれど、尾田栄一郎先生や井上雄彦先生という例があるので、今後(あるでしょ)に期待。長男は★5らしいよ🌠
鎌谷ミキ

鎌谷ミキ