スクリーム4観ずに5観て、流行りのリブートじゃなくて時系列通りに繋いだのが刺さった。
そっからの流れでテンポ良く続編発表は良かったのに、残念ながら日本では上映なし。。。
そんな今作品、舞台をNYに移して毎度おなじみマスクの殺人鬼と対峙することになる。
前作でデューイが死に、レガシー(遺産)について考えさせられたわけだが、今作も同様に過去作品出演キャラの生死が気になる。
残念ながらシドニーは出てこないものの、かえって新シリーズを引っ張る主役2人の存在感の大きさに驚きました!!
『ウェンズデー』以降、動向が注目されるジェナ・オルテガももちろん良いのだが、やはり今作では姉役のメリッサ・バレラが味わい深い。
妹を守るために過保護になる姉。
事件の発端となった殺人事件の主犯を父に持ち、その血が騒ぐところなんて最高やないの!
葛藤しながら、もがいてもがいて仲間を助けようとする健気さに涙。
内容としては、捻りを効かせたオチづくりと、登場キャラが多くても渋滞しないドラマ性とバランス抜群でした。
殺害シーンも程よくグロく不条理さがあり、スプラッターとしても一定のレベルを保っています。
ただし、主人公贔屓目の流れはいささか気になってしまう。。。
そればかりは目をつぶろうかと思います(笑)
若い世代が躍動する新シリーズとして確立できたのではないでしょうか?
良い意味で、ダラダラ続ける意義のあるスプラッタームービーです!