このレビューはネタバレを含みます
『アンタが6年前に書いた駄作は
読んでない。』
ブランドン・クローネンバーグ
監督の最新作を劇場観賞。
観光産業全体に喧嘩を売っている
かのような悪夢のようなバカンス
を描いたSFスリラー。
クローン技術などが登場し主人公
の複製が作られはするんだけれど
倫理だとか俺がホンモノ?的なる
問いかけはほぼほぼナシ😅
主人公も可哀想な複製たちもただ
ひたすら彼を陥れた金持ちの外道
のオモチャになるばかり。
嬉々として主人公をいたぶる最悪
のファム・ファタールであるガビ
を演じるミア・ゴスが怖過ぎる。
最初の立ちション直後の手コキが
既にレイプみたいなんだよね。
※ボカシ入ってたけどアレって
やっぱり吹き替えだよね😅
そしてガビは主人公の精神をも
壊しにかかる。
デビュー作が商業的にも批評的に
もイマイチで書けなくなっている
彼を煽ってからの彼の人格すらも
否定する最悪の書評を読み上げる
のはマジで悪魔の所業ですわ😅
倒錯的なファックシーンやゴアも
盛りだくさん。
そして皆んなで現実の生活に戻る
胸糞エピローグも不可解ながら
嫌いじゃないです。