矢野竜子

インフィニティ・プールの矢野竜子のネタバレレビュー・内容・結末

インフィニティ・プール(2023年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

ミアゴスに強制的に射精させられる
主人公に象徴されるように
本作はSFに見せかけた男性性の映画。
この島では「男らしさ」から逃れられない。
男らしく振る舞うために
偽りの自分自身を作り、葬る主人公。
最終的に男らしさという呪縛とともに
生きざるを得ない主人公は
まさに現代社会と変わらない。
つまりこの島は明確な現代社会のメタファー。
テーマや設定は現代的なのだが
映像表現が斬新さが微塵もなく残念。