インフィニティ・プールのtakoのネタバレレビュー・内容・結末

よかった。でももう一回観たいかと言われたら、何とも言えない。もう満足しちゃった。
設定とか面白くていいね、グロ描写もグッド。特に顔面を何回もブン殴る場面とかよいです。そんな感じで本当に、画面に映っている全てに異論とかはないです。
この映画は、全てがするっと収まるところに収まる。きっちり決められた枠組みにパッケージングされた、意味によって組み立てられた出来のいい幕の内弁当。コーエン兄弟に似たスタイル。
やっぱり自分は、闇鍋のように何が入っているのかよくわからず、得体の知れない未知のモノに触れて困惑してしまう瞬間、言葉にできない驚きが欲しい。意味不明な横滑りが欲しい。
クローネンバーグパパの映画にはそれがある。