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インフィニティ・プールのtakaのレビュー・感想・評価

インフィニティ・プール(2023年製作の映画)
4.5
めっちゃ好きなやつ!
Tim Heckerのダークなスコアが世界観構築にかなり貢献していてファンとしては嬉しい限り

Xシリーズに続き今作でもミアゴスの存在感が半端ない(得意の顔芸は少し物足りないが)
一方アレクサンダー・スカルスガルドはカッコ良くも弱腰な作家を好演
ブランドン監督は初だったけど父親と比べてわかりやすいところが好印象
解釈に幅を持たせ想像を広げさせてくれる設定も展開も結末も大変素晴らしかったし、作品自体にも重厚な佇まいを感じる

もちろん程良いエロとグロも重要な要素
アレクサンダー・スカルスガルドはプロデューサーに名を連ねていたが「哀れなるものたち」のエマストーンばりに身体を張っていてあっぱれ(ミアゴスも!)
が、いまいちボカシの基準がわからない
フラッシュバックシーンだとモロだったりするが序盤のアレはおそらくボディダブル(テーマにピッタリ!)なのだろう
トリッピーな幻覚描写はもっとぐちゃぐちゃにトコトンやってくれて良かったかも?

監督前2作も見ます!
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