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インフィニティ・プールのnyakoのネタバレレビュー・内容・結末

インフィニティ・プール(2023年製作の映画)
4.3

このレビューはネタバレを含みます

クローン作るとことか性的なシーンはドラッグムービーみたい(実際、幻覚剤も出てくる)
島の美しい風景も含めて魅惑的な映像力。
全編彩る強烈なバイオレンスと悪意。
妻と共に島を訪れた主人公は飲み込まれてゆく。
ヴァケーションシーズンの終わったホテルは豪雨にうたれ…このシーンもいい。

今作の中に出てくる不気味で奇妙なマスク(島で販売中)は『武器人間』のリチャード・ラーフォースト監督がデザインをしたものって記事になってた。
ブランドン監督とずっとコンビで撮影を務めるのは『大脳分裂』のカリム・ハッセン監督。


ちょっとここからはちょっとネタバレかも。











ミア・ゴス演じるガビ。
あの舌足らずな喋り方…ちょっとおバカな女風に近寄りながら、本当はものすごく強かな女で猛女すぎ。
エム(主人公の嫁)は主人公を弱くする女と彼に言いながら、主人公をさらにこてんぱんにするのも痛快だし、主人公をセックスや恫喝で精神的にも肉体的にも支配しながら、するっと日常に戻れるとことか、あっぱれすぎる。
たぶん主人公夫妻に会ったときに、今年のバケーションの獲物はこいつ🤍って思ってたに違いない。
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