もう一度観直そうとは思わないけど、皆さんのレビューを読んで少し理解が深まった。タイトルの意味もなんとなく分かった。お金さえ払えば無限に続く広い海で気持ちよく、且つ安全に泳ぐことが出来るんですね。
とは言え、、、設定のアイデアやテーマは良いと思うし、カメラワークも良いなと思ったけど、いかんせん観ている間は面白くない。ビジュアルの趣味性よりも、罪と罰や人間の本質を問うような文学性にもっと比重を置いた方が良かったのでは。
去年観たお父さんの最新作も期待が大きかった分がっかりしたが、本作も「息子さんの」という期待を持ちすぎたためか、やはりがっかり。
これからはクローネンバーグの看板だけで無条件に観るのはやめにしよう。
ミア・ゴスの演技と裸体が素晴らしく、+0.5
