セリフ一行で世界がクローネンバーグの色になるの凄く良かった。しかしそろそろ「関わり合いになったら最後」みたいなの以外のミア・ゴスもみたいぞ……。
なんか絡め取られるべくして絡め取られていく情けない作家は好きにも嫌いにもなれず、しかし状況は悪化していく一方だし同情しないでもないが……みたいな距離の取らせ方をしてくる。
最後の方とか特に、「いや〜まあこのままいったら次にはこういう悪夢が待ってますでな」という予想の上をいく最悪の連続で、振り回され続けた。
2024年の最怖スマイルも拝めたし、なかなか良かった。