アリ・アスターの『ボーはおそれている』同様、芸術家家庭で恵まれて育った監督の“お坊っちゃま性”のようなものが空回りし、あまり良い方向には進んでいないような…。クローネンバーグ親父の映画はだいたい90~100分でスパッと終わるのに、この勿体ぶりと引き延ばし感は…
前作『ポゼッサー』はもっとタイトでキレがあって巧かったような印象…(※今回は意図的に珍怪作狙い&肩の力は抜けているとも取れるけど…気持ち良くはなかった)。ただミア・ゴスは常に素晴らしく(※声が特徴的)、彼女によるバック手◯キ&🤱シーンもインパクト大…。