このレビューはネタバレを含みます
ビデオドロームの様な意味不明で雰囲気や映像美を楽しむ映画かなあって思っていたら、息子の今作はクローンというSF要素もありつつ現実でも起こり得そうな所謂ロジカルな人怖描写が満載だったので期待してなかった分予想外に面白かった。
序盤は大袈裟なカメラワークと大きな音で演出している感じがして、イマイチなのかな、と思ったのだけど、人間のイヤーなとこを惜しみなく出してどんどん嫌な気持ちにさせてくるテンポの良い展開で退屈しなかった。
ミアゴスがとにかく怖すぎる、眉毛ないのも余計に怖い。“あんたの本なんて読むわけないじゃなぁい!”って言うシーンとその前のバス襲撃の時の声怖すぎ。
使ってみたいけど言われたら泣いちゃう台詞:“ゴミ捨て場のカニみたいな眼をしてるわよ”🦀
……カニが一体何したってんだ…