シネマスカイウォーカー

ドーン・オブ・ザ・デッド ディレクターズ・カットのシネマスカイウォーカーのレビュー・感想・評価

3.6
ザック・スナイダー長編初監督作品
10分拡大バージョン

ジョージ・A・ロメロの『ゾンビ』のリメイク作品。

突如として発生した生ける屍"ゾンビ"は人から人へと感染を繰り返し街中は一瞬にして大混乱となってしまう。看護士として働くアナはゾンビ化してしまった夫の手を振り切りなんとか生存者4人と合流し物資の多いと思われるショッピングモールに籠城するという判断を下す。ゾンビだらけとなった世界を懸命に生き抜くのであった....


ジョージ・A・ロメロの『ゾンビ』をザック・スナイダーとジェームズ・ガンという後のDCコンビがリメイク。ショッピングモールに逃げ込むコンセプトは踏襲しつつもロメロ版には無かった「走るゾンビ」という概念と『エイリアン2』を彷彿とさせるアクション要素を加え新たなエンタメ作品として仕上がっている。その他にも新たな要素でよく出来ていて面白い映画だった。特に銃砲店の屋上で孤立無援となった店主と双眼鏡とホワイトボードでコミュニケーションをとるシーンが良かった。



〜追加シーン(見つけられた範囲)〜
・序盤に裸の女性が出てくる
・荒れた公園が一瞬出てくる
・腕のちぎれたゾンビが追ってくるなど、ショッピングモールに入るまでが細かく描かれる
・床に就くシーン、ニュースが若干、父と娘の別れのハグ、奥さんが見えないことを勘ぐるシーンなど、少しずつ長い
・拘置所に入れられた2人のシーン
・タバコ吸ったおばさんが同士討ちで倒れる
・赤ちゃんゾンビに銃を突きつける描写
・銃砲店からの脱出にプロパンガスを爆破させる作戦がある
・エンディングちょっと長い