いつものミニシアター公式よりの本作の紹介です。
「ソ連崩壊と祖国ジョージアの内戦の混迷を危惧して制作した全3部のドキュメンタリー巨編。途中休憩あり246分」
これ見て、思いました。
絶対観ないといけないやつ。
自分の知らない世界を知ることができる機会であること。
その体験は自分にとって、とても大切なことであり、これからの人生を豊かにするものだということ。
さらに言えば、歴史を知るということは、過去の過ちを忘れないということにつながります。
どこかの国は軍国化させようと忙しいようで、過去の出来事を”無かった”ことにしようとしていますよね。
そんなぎりぎりの今だからこそ、本作を鑑賞したいと思ったのは当然の流れだったわけです。
オタール・イオセリアーニ監督さん初鑑賞が本作でした。
本当はもっといろんな作品観たかったんだけど、最近はいつものミニシアターカレンダーと私の予定が合いにくいみたいで本作のみの鑑賞になりました。
でも、もう宿命と化した”パンフ芸”は相変わらずで、きっちりとパンフ購入させて頂きました(今回のオタール・イオセリアーニ映画祭の総集編みたいな感じのパンフでした)。
思っていた以上にお客さんが入っており(半分くらい入っていました。予想では1/4くらいだったので)、客層はおじ様、おば様が多い印象でした。
ただ心配だったとこは上映時間246分の壁、、、。
途中休憩ありとはいえ、さすがにいろんなことが心配になってきます(特に膀胱具合)。
本作鑑賞前に”劇場版 センキョナンデス”(舞台挨拶あり)を鑑賞する都合があり、上映終了後はサイン会もある筈だと踏んでおり、パンフを事前に購入しておいたけど、サイン頂いて御手洗向かうと、上映開始ぎりぎりに着席することができました。
このぎりぎり具合が好きでもありますが、やはり余裕を持って行動するのは社会人にとっては必要ですよね。
さあ、246分没頭するぞ!と意気込みながら鑑賞開始です。
歴史を知る機会、今の社会情勢との関係性を知る機会でもあります。
ここでお気づきかもしれないが、なんだこの異様に長い前口上は?と。
はやく感想にいってくれ!、はやくいつもの駄文を書いてくれ!、はやく内容を教えてくれ!
という声が聞こえてきましたので、さっそく書いていきます。
寝ましたね。
寝てしまったのです。
作品内容を全く記憶にないくらいに寝てしまったのです。
圧倒的に寝ましたね。
断片的には起きていましたよ。
でも起きていたのは1/4くらいじゃないですかね。
でも起きていても、頭は寝ているので、何も覚えていないのです。
なので、本作の感想は書きません。もとい書けません。
眠気を誘う淡々とした抑揚のないナレーションが決定打でしたね。
せっかくパンフ買ったのに、お蔵入りになりそうです(内容知ってからパンフは読まないとですからね)。
ものすごく惹かれるあらすじだったのに、、こんな自分に腹が立ちます。
でも、246分の浮遊するような眠りは、非常に気持ち良かったのも事実なんです。
まさに、夢心地ってやつです。
またオタール・イオセリアーニ映画祭があれば、必ずやリベンジしますと誓って、大あくびしながら劇場を後にしましたとさ。