しゃけ造

世界残酷物語のしゃけ造のレビュー・感想・評価

世界残酷物語(1962年製作の映画)
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個人的新入生におすすめしたい映画セレクトNo.1。モキュメンタリーの巨塔。虚実が入り混じりすぎて、日本の風俗の紹介がなければ信じてしまうかもしれない領域がある。冒頭の台詞は、そのままこの作品への反駁につながる。すなわち、ドキュメンタリーの意義とは、事実を事実として、脚色や視点の偏りなく淡々と描くことだと。その点、この作品は虚構性を明示しないので、危うい作品かもしれない。