くぅー

PHANTOM/ユリョンと呼ばれたスパイのくぅーのレビュー・感想・評価

3.7
“ユリョンより、作戦を開始せよ。成功するまで放棄してはならない。”

»1933年の朝鮮総督府に潜んだ抗日スパイ“ユリョン”…その疑いをかけられた容疑者たち5人をメインに、その駆け引きと顛末を描く。 

はい、タイトルに堂々としたビジュアルにと、またスゴい作品が現れたかと思いきや…あれ、思ったほどの余韻には浸れず。

そう、抗日作品でありつつも、なかなかの日本語を話していて、野心的で好感は持てるのは確かなんですけどね。

で、一応は三部構成で、ユリョンは誰かを考えさつつ、最後のパートで一気にきっちりアクションを魅せまくるんですけど…意外にそつなくまとめちゃってたように感じて、自分が求めてたモノではなかっただけかな。

うん、ソル・ギョングとパク・ヘスを逆にしても面白かったかも。

そんなキャストでは、まずはソル・ギョング…今回は控えめながらも、作品をきっちり支えてはいましたね。
パク・ヘス…大森南朋っぽく見えて来ましたが、作品を引っ張ってます。
イ・ハニ…久しぶりにクールにタフな姿を堪能。
パク・ソダム…こちらはぶっ飛び気味で、お疲れ様でした。
さらにら、ソ・ヒョヌにキム・ドンヒらのサポートも良き。
くぅー

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