このレビューはネタバレを含みます
園村健介のアクション演出と伊澤彩織の身体能力と髙石あかりの天才コメディエンヌっぷりの全てを無駄にする脚本&演出。
物語進行に一才関与しないダラダラしたクソコントが開始から70分ぐらい延々と続く。途中からあまりに苦痛で非常口の緑のピクトグラムをずっとみてた。これをオフビートって呼んで良いの?シネマティックなコメディとTVバラエティ的コントとは似てすらいない非なるモノだと思う。
相性もは多分にあるのだとは思うが。
あと“頭のネジが飛んだ奴”表現としてやたら大声で薄ら寒い言を垂れ流すクドカン的ナニから未だに脱却できてない(この監督だけじゃないかもだけど)のマジでカビ臭いからやめて欲しい。
殺陣のキレは相変わらず良いしチャレンジも多少は感じたけども、アクション映画の続編で1よりスケールダウンしてどうすんだとも思う。
当初秒殺してた奴等にラストで苦戦するのも謎。グリーンバレットでも感じだけど「何故そうなるのか」の構成が抜け落ちてて納得させてもらえない。
ベイビー1以降作品いくつか観てきたけど、やはり阪元監督が面白いと思うものがビタイチ面白く思えないし、話運びが上手とはとても思えない。1にはマジック掛かってたと思ったけどなぁ。
追記
ただでさえ信じることの難しい世界観なのに「花束みたいな〜」弄りを入れてくるあたりがマジで下手だと思う。リアル世界線と同一線上にあるって想起させたらあかんやろ、、、。1で気にならなかった点がことごとく悪い方向に浮き上がってんだよなぁ。