映画好きの柴犬

ベイビーわるきゅーれ 2ベイビーの映画好きの柴犬のレビュー・感想・評価

4.0
次は、お掃除屋さんスピンオフ希望

 ちさと(高石あかり)とまひろ(伊澤彩織)の美少女殺し屋コンビの第2弾。毎作着実にステップアップしていく阪元裕吾監督だけど、本作も軽く前作を超えてきた。

 本作は、アクション映画というよりは脱力系バディコメディという感じが強かったけど、ギャグもパワーアップしていて、終始クスクスニヤニヤが止まらなかった。ちさととまひろの関係性と、ライバルとなるゆうり(丞威)・まこと(濱田龍臣)の関係性を主軸としたストーリーも良かったし、意外に出番が多かった田坂(水石亜飛夢)・宮内(中井友望)のお掃除屋さん師弟コンビも効いていて、このバディ3組のバランスがキモだったのかなと感じた。

 アクションは少なめでちょっと物足りなさはあるけど、それぞれに工夫があって、要所要所でのアクセントとして効いていた。

 そういうキャラだから仕方ないんだけど、早口で喋るちさと(高石あかり)のセリフが聞き取りにくいのが、ちょっと難点かな。