【”『CIAOちゅ〜る』は本当に美味しいのか”問題について】
本作、U-NEXTで見放題になった直後に鑑賞していたのだが、感想を書けないまま2ヶ月以上が経ってしまった。
何故か…。
今回、ちさととまひろに立ちはだかる神村兄弟の弟 まことが、作中で終始「超美味い」と激推ししていた『CIAOちゅ〜る』のとりささみ味。
それが本当に美味なのか？
ラストシーンをも飾ったこの得体の知れないペットフードを味わいもせずに、本作の感想を語る資格はない…私はそう(勝手に)思ってしまったのだ。
よかろう。
我が身をもって証明すべし。
しかし、未だかつて一度も犬猫を飼ったことのない私にとって、キャットフードを買って自ら食すという行為は、予想以上にハードルの高い作業だった。
いや、飼ったことがないどころか、幼少の頃から”吠えられ”、”襲われ”、”噛みつかれ”…私にとって犬猫はむしろ天敵以外の何物でもなかったではないか。
そんな共感度ゼロの生物のエサを食べるだと？
私は一体何のために、そんな場末のリアクション芸人の営業めいたことをしようとしているのだ？
自問自答の日々。
そうして早2ヶ月。
先日、我が親愛なるフォロワーさんの本作レビューがふと目に止まり、気になったので今一度リピート視聴した。
前作以上に躍動感が増したまひろのキレッキレのアクション。
前作以上に表現力が増したちさとのキレッキレの顔芸。
最高である。
二人がこれほどまでに進化を遂げているというのに…カポよ、お前は何を恐れこんなところで尻込みしているのだ？
目を覚ませ！
大好きなこの作品をレビューし、その情熱を一人でも多くの人に伝えるんじゃないのか！
その通りだ。
臆してどうする。
立ち上がれ！
そしてマルエツに走れ！
気がつけば全力疾走で近所のスーパーマルエツに赴き、199円で4袋入りの『CIAOちゅ〜る』のとりささみ味を購入していた。
家に帰ってすぐに本作のラスト、最後の晩餐シーンを再生し、おもむろに『CIAOちゅ〜る』とりささみ味を1袋取り出す。
長かった。
私はようやく彼らと同じラインに立ったのだ。
画面上の4人の殺し屋たちと『CIAOちゅ〜る』の乾杯を交わし、切口を破って開封した。
いざ！
私は袋を押し出して吸い込み、思う存分に念願のキャットフードを味わった…
…
…
…
…
…
…
…
…
…鶏肉とホタテ風味のゲロの味だった。
「さ、最初の一口だからまだ旨味が分からないのかも！」
そんな疑念を払拭するように1本を丸々貪り完食したが…いつまで経っても鶏肉とホタテ風味のゲロの味に変わりはなかった。
それどころか、その後リステリンでうがいをし必死に歯磨きをしても、口の中の忌まわしいあの味はこびり付いて消えなかった。
それ以来ずっと吐き気と下痢が止まらない。
私は…久しぶりに殺意が湧いた。
なるほど、ラストでちさととまひろが躊躇なく彼らを蜂の巣にした理由が少し分かったような気がした。
【結論】
『CIAOちゅ〜る』は殺意が宿る程クソ不味いので、人として絶対に食うべからず！
前作以上にちさととまひろの魅力が詰まった『ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー』は、現在、U-NEXTで見放題配信中。
RakutenTV、TELASA、DMM TV、TSUTAYAオンデマンドではレンタル配信中。
追伸)
『CIAOちゅ〜る』とりささみ味、あと3本どなたか要りませんか？( ߹꒳߹ )
