前作からの勢いそのままに今作は同じ殺し屋協会内の敵との争いに加えて、緩めにその日常を描いております
主演の2人は以前よりかなりこなれた感の様子
俯瞰で落ち着いた演技は前作からの期間で得た確かな経験値を感じさせます
そしてブレイク夜明け前の新しい学校のリーダーズ登場
映画ポスタージャケのダサさまで前作から引き継いでしまったのは悔やまれる点、しかし今作でも存分に語られておりますが金が無く貧困に喘ぐ様
まるで他人事に思えずそういった意味では感情移入をせずにいられない、そんな雰囲気ありがとういい薬ですfrom太田胃酸
肝心のアクションシーンですがやはりひとつひとつの所作を丁寧に見せようとする演出、心掛けは前作同様秀逸
他のアクション邦画と明らかなる差として評価される点であることは間違いありません
しかしながら続編の難しさ、所謂既視感との闘いは確実に起こり得る展開でありその壁を越えてこその成功
正直、真新しい印象は感じられないものであったためこうなれば制作の決まっている3作目に一縷の望みを抱く次第
よかったのは現場除去担当者役の水石亜飛夢氏の存在
個性的な役柄を自然に楽しく演じられていましたので好感を持ちました是非他作品も観てみたいです
殺し屋とはいえ思春期の女子が2次元でも3次元でも異性に憧れを抱かないのは些か不自然な印象でありますので
次回作ではそのあたり心の機微を描いて頂ければ過酷な青春群像劇としてきっとカタルシス、なんとなくクリスタルな予感
シリーズ最終作となる噂ですが予想だにしないエンディングで度肝を抜いて頂きたいつまり責められたい願望の罪なボキです
ときめきが消せやしない
いま、あなたに伝えたい