旅するランナー

極限境界線 救出までの18日間の旅するランナーのレビュー・感想・評価

4.0
【GUY好漢】

2007年にアフガニスタンで起こった、武装組織タリバンによる韓国人23人拉致事件を題材にしています。
国民の命を守るため、命を懸けて交渉に臨むエリート外交官と現地工作員。
アクションあり、スリルあり、心理戦ありの優れたエンタメ作品になってます。

「人質 韓国トップスター誘拐事件」では誘拐される側だったファン・ジョンミン。
「コンフィデンシャル:国際共助捜査」では北朝鮮のエリート捜査官だったヒョンビン。
この二人が時に対立しながらも協力し合って、人質救出作戦を決行します。
その好漢ぶりにシビレます。
タリバンの囚人と韓国人の人質交換のために駆けずり回ったり、国民の安全保障第一をモットーとして体を張ってタリバンと交渉する姿は、外交官の鏡ともいえるナイスガイです。
とても好感が持てます。