おかみにゃん

極限境界線 救出までの18日間のおかみにゃんのレビュー・感想・評価

4.0
11/1
 アフガニスタンで、タリバンによる韓国人23名拉致事件発生。韓国政府は外交官のチョン・ジェホ(ファン・ジョンミン)を派遣。チョンはアフガン外務省に、人質解放条件の収監中のタリバン兵士の釈放を要請するが拒絶される。一方イスラム圏で活動する国家情報院の工作員パク・デシク(ヒョンビン)も動きだし、チョンにアドバイスするもチョンは拒否する。
手段は違えども国民ファーストという揺るぎない信念を持つ二人はタイムリミット迫る中で手を組み、人質解放に命をかける。
実話がベースの映画。

 状況が二転三転して、緊迫感溢れる映画だった。
楽しめた。
が、ヒョンビン好きとしては残念ながら、これはイソンミンの映画だった。
人質救出任務に失敗し民間人を殺害されてしまったという傷を持ち、汚れ役も厭わなくなった一匹狼のパグ·テジクのひねくれ感がもう少し出たほうが、映画的に面白かったと思う。
ヒョンビンの優等生イメージをもう少し壊して欲しかった。ヒョンビンにはその演技力があるから。

もしくは逆の配役でも良いかも✨