スクリーン2番

岸辺露伴 ルーヴルへ行くのスクリーン2番のレビュー・感想・評価

岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)
4.1
もはや文学作品の域
江戸川乱歩とか横溝正史の作品でも読んでる気分で座席に座ってた。
高橋一生演じる岸辺露伴の浮世離れした雰囲気。あのオーラがないと、あんな変なサングラス付けられないよ。

物語前半、なかなか進まない話にモヤモヤを感じる。静かなシーンが多すぎてポップコーンを食べるタイミングに困る。
だが舞台をパリに移した中盤から後半にかけての怒涛のミステリ。凄かったなあ。

「この世で最も黒くて邪悪な絵」の正体とは…。見た人に災いをもたらすのは何故か。

お洒落で狂気な世界観に酔える人、オススメです。集中力ない人は寝ちゃうかもしれないので注意です。
俺の友達は横の席でイビキかいて寝てました。イビキはマナー的にNGですよ皆さん。

映画のパンフレットが売り切れていたので機嫌が悪いです。