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岸辺露伴 ルーヴルへ行くのろのレビュー・感想・評価

岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)
4.5
良…良すぎる…。

ストーリー的にはいつもの奇妙さに及ばないが、洗練された奇妙さは健在。リアリティを求める静かな熱は、どの話も毎回格別に面白い。

劇場で見る岸辺露伴は、ドラマ以上に陰鬱で、独特で、綺麗さがある。ちょっと怖い。

大画面で露伴部屋や、露伴テイストのルーブルが見られるだけでも価値がある。



・2時間SPじゃなくて、劇場版になってて助かる。でも100分とかでもよかったかなぁ、ちょっと中弛みが目立つ。

・雰囲気作りがあまりに上手い。撮り方と音楽、音、光がとっても独特で、「岸辺露伴」が形作られている。「映像でも見たい…!」と思わされる独特の魅力がある。
・特に、ルーブルの天井を回転して見せるシーン、階段を降りる様子が両脇で見られるシーン、最後にルーブルを庭から見るのに身長のが高いシーン。他にもたくさん、良すぎる。

・高橋一生は、はやく国宝にした方がいい。ビジュアルブック買いました。

・骨董屋も露伴部屋もよかったな〜はやくアレになりたい
ろ