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岸辺露伴 ルーヴルへ行くのたんぐすてんのレビュー・感想・評価

岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)
3.9
視聴通算568作目 2023/124作目、映画館鑑賞44作目 2023/6/1 映画館

ジョジョの原作大ファンが通ります。
原作、アニメ、スピンオフと全て追ってきた私。
例に漏れず、『岸辺露伴は動かない』実写ドラマシリーズも全部見てきた。
そんな磐石の体制で現れた、『岸辺露伴ルーヴルへ行く』の実写映画。

ジョジョの実写化と聞くと否が応でも比較してしまう、『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』(実写版第4部ね)
ドラマで「動かない」が実写になると聞いた時は嫌な予感がしたもんですよ。
結局見たらあの作品と比べるのは色々と失礼だったのだが。

本編の感想としては、「岸辺露伴シリーズ」の異質な感じが完全に先行していて、最高。
この一言。

脚本家、小林靖子。
この時点で面白いの確定はしていたが、予想を超えてきた。

高橋一生が岸辺露伴にしか見えない。
どうしよう。彼をこれから露伴先生と呼んでしまうかもしれない。
あの漫画を描く前の体操。
あれ映画館で真似しちゃった。
ごめん。周りの人。

それから、フランス語が出てくるところで、字幕が多々起用されていたが、そこで原作リスペクトの「ッ」が出てきてニヤニヤ。
「岸辺露伴だッ!」とかね。

残念だった点もボソッと。
露伴の過去編。
あの子誰?
調べてみたらなにわ男子。
うーん。
もうちょっとジョジョを勉強して。
そしてジョジョラーになってくれ。
それと演技力あげてね。

兎にも角にも、ジョジョ大好き民としては良かった点、残念な点、プラマイプラスで、観て良かったと心から思ったよ。

定期的に映画にしてくれてもええんやで。