まさ

岸辺露伴 ルーヴルへ行くのまさのレビュー・感想・評価

岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)
3.8
既に地上波で高橋一生&飯豊まりえのコンビは安定感を証明済で、間のとり方から会話のテンポまで安心して見ていられる。ルーブル美術館の主要な展示物はサモトラケのニケとモナリザくらいで、(まあ、それだけでも充分撮影料は払ったのだろうが)それが逆に潔く纏まっている。ストーリー展開も原作マンガに沿う形なので、期待は無いが失望感も無く、荒木ワールドを壊さず次回作に期待したい終わり方。残念な点は若き頃の岸辺露伴が恋心を抱く相手として、二の腕ぷるぷるの老け込み始めた35歳木村文乃では説得力がない。親子にしか見えなかったのは私だけではないはず。登場人物が少ないこのシリーズ、独特なテンポで進んでいる途中、キャスティングに違和感を感じさせてはいけない。
まさ

まさ