祐

岸辺露伴 ルーヴルへ行くの祐のレビュー・感想・評価

岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)
4.0
観る者を深淵なる世界へと誘う極上サスペンス

『ジョジョの奇妙な冒険』のスピンオフ『ダイヤモンドは砕けない』の登場人物
『岸辺露伴は動かない』ドラマを映画化

ジャンプで愛読してました
実写で想像と違い初めは少し違和感を感じだが ドラマが進むに連れ高橋一生さんの一貫した演技に徐々に魅了されてます

タイトルも魅力の一つ
『動かない』理由に合点がいく

露伴先生担当編集の泉京香のキャラも華を添えてますね
ちょっと浮いた感じがするが 集英社に勤めるだけに知識や教養が備わっていて良き相棒としても魅力的な存在

内容が4部構成と長編でしたが濃厚でダークなミステリー感たっぷり
ルーヴルでの撮影許可を得る当たりはさすがNHKですね 映画館で見応えがありましたが やはり制限がされていたのでしょう

映画館サービスデーの火曜日に行った為か観客動員数が予想を遥かに上回った為か 入場特典が貰えず😭無念😭

特殊能力を持つ漫画家の岸辺露伴は 青年時代祖母の下宿屋で 淡い思いを抱いた女性から この世で『最も黒く邪悪な絵』がある事を聞いた
時が経ち 新作執筆の過程でその絵がルーヴルにあると知り 取材とかつての微かな慕情の為フランスを訪れる
しかし美術館のデータベースでヒットした保管場所は今は使用されていない地下のZ13倉庫であった
そこには数々の恐ろしい出来事が待ち受けていた

『全てを忘れてー』
『絶意的な黒は 過去だ』
祐