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岸辺露伴 ルーヴルへ行くのGMのレビュー・感想・評価

岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)
3.6
7泊8日のパリ旅行と思ってたら、日帰りルーブル散策の旅だった。

この話の原作は未読なので展開知らずに観たんですが
いつになったら、パリに飛ぶの??ってくらい日本でした。
JOJOということを忘れると、ホラーよりのお話ですね。
ノスタルジックホラー。

ただやっぱり世界観の見せ方が素敵。
大画面で見る露伴邸はその雰囲気をたっぷり味わえるし、
下宿先の祖母の屋敷も夏の湿り気のある空気感がいい!
そして今回も編集者の泉嬢がかわいい。
衣装もカワイイし、キャラも最高で癒し。
あれがあるから露伴のキャラが本当に引き立ちます。

木村文乃も可愛かったし、確かに大人ぶった10代半ばの少年の初恋になりえるだろう感じでよかったです。
が、どうしても一点気になってしまったのが
彼女の髪の毛、光に透けると茶色なんですわ…。
地毛でいいんですけど!でも、ですよ。
今回、「黒」をつき詰めたテーマだったので、
濡れ烏の黒髪とか緑の黒髪とか、
仲間由紀恵ばりの黒髪のイメージが付きまとうくらいの黒さが欲しかったです。
闇感が足りなかったのが、ちょっと残念。
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