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岸辺露伴 ルーヴルへ行くのzhiyangのレビュー・感想・評価

岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)
3.0
「死後強まる念」ってやつね! 違う漫画だけれど!

「スタンド」ではなく「怪奇」を描くジョジョの不気味さがわかって良い。第4部の実写版もこれくらい面白くできたら良かったのにね……。スタンドをスタンドとして描かなくてよいからこれは面白くできるのだろうけれど。芝居がかった台詞回しも怪奇ものとの相性が良い。ミステリーというより怪談って感じがする。

ただ、露伴の過去話にしても、最後のタネ明かしにしても、回想がなんとなく長く感じる。基本的に「最も黒い絵とは何か」というワンアイデアの作品だと思うし、絵の能力がわかった時点で謎の女や仁左右衛門と露伴の関係はだいたいわかるのだから、少なくともタネ明かしはもうちょっとサクッとしてくれても良かったのでは。あと女の「旧姓」が岸辺なら仁左右衛門は露伴の先祖にならないのでは……?(私の勘違い?) なんかどっちも高橋一生が演じていたけれど。

担当編集は良いキャラしている。仕事できそう。ふてぶてしくて露伴の担当勤めているのも頷ける。
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