雰囲気はいい!…けどドラマの延長線?
ジョジョの奇妙な冒険の人気キャラクター岸辺露伴を主人公にした実写映画。
以前に作られていたドラマも本作も、コスプレっぽい実写化ではないのがとても良い。
内容自体はつまらなくはなかったが、ジョジョっぽくはないと感じた。
元になった漫画自体かなり展開がわかりやすくまとめられていたが、この映画ではさらにドラマチックな展開も加わり良くも悪くも観やすい映画になっていると思う。
過去編が長いのもバランスとしてはどうかなと思った。過去を丁寧に描くほど「奇妙さ」は無くなってしまうのではないだろうか…
個人的にはせっかくルーブルへ行ったのだからもっと街並みと人物を合わせたり、美術館内のシーンがあってもよかったのではないかと思う(権利的に無理なのかも)。
原作見知っている上だと色々と思うところはあるが、観やすく、登場人物のキャラクターもとっても魅力的。
ジョジョを知らない人でも間違いなく楽しめる一作だと思う。