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岸辺露伴 ルーヴルへ行くのmakoのレビュー・感想・評価

岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)
3.7
《“この世で最も黒く、邪悪な絵”の謎を追い、美の殿堂へ―》
◎74点

原作: 荒木飛呂彦「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」。未読。
監督: 渡辺一貴

岸辺露伴は、原作未読。アニメは「懺悔室」「六壁坂」「富豪村」「ザ・ラン」を視聴済。実写ドラマは全話視聴済。
岸辺露伴役の高橋一生さんは適役。
露伴の担当編集・泉京香役の飯豊まりえさんは可愛い。
ちょっと生意気だけど露伴といいコンビ。

この世で「最も黒い絵」にまつわる物語。
本作では、岸辺露伴の青年期も描かれている。
そして、黒い絵の過去へ。

面白かったけど、思っていたのとはちょっと違う感じがした。
俳優陣の演技は申し分なし。
ただし、露伴の青年期を演じた長尾謙杜君はなんか違うかな😅
謎の女性役の木村文乃さんが素敵だった。ミステリアスな感じ、しっとりした色気をまとっていた。

ルーヴル美術館が舞台なのに、あまり出てこないのは残念だった。
黒い絵の過去の物語は悲しかった。

岸辺露伴はドラマとアニメ数話しか観てないけど、不思議で少し怖い。
「世にも奇妙な物語」的で個人的には好きです。
本作も面白かったけど、なんだか詰め込み過ぎな気もした。
高橋一生さん、露伴だけじゃなく、もう一役も演じていて、一生好きとしては一粒で二度美味しい感じ💓


入場者特典で荒木飛呂彦さん描き下ろしのポストカードを貰いました♪
https://www.instagram.com/p/CvM9GW0yFTK/?igshid=MzRlODBiNWFlZA==

【岸辺露伴 ルーヴルへ行く】
「岸辺露伴は動かない」のエピソードの一つで、2009年にフランス・ルーヴル美術館のバンド・デシネプロジェクトのために描き下ろされた荒木飛呂彦初となるフルカラーの読切作品。ルーヴル美術館に、日本の漫画家として初めて作品が展示された。



観客 20人くらい
劇場鑑賞 #66
2023 #72
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