ひれんじゃく

岸辺露伴 ルーヴルへ行くのひれんじゃくのレビュー・感想・評価

岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)
3.5
原作はずっと前に読んだが記憶が全て飛んでるので実質初見で鑑賞。ドラマに引き続き演出が巧みだし高橋一生は相変わらず美しいしで満足。絵に妄念と執念が宿るという発想、それがある意味怪物の腹たるルーブルに眠っているっていうのがやはり岸辺露伴が訪れる場所やシーンとして完璧がすぎる。このまま世界各国の美術館回りませんか?!!?!!先生!!!!!!!!!!!

ただ漫画だといい感じだったテンポ、雰囲気をそのまま表現しようとしたのか、ちょっと実写にするとアレだな…?と思うところなどあり。(「あなたを守ってあげたい」のシーンとか)落とし込むのってほんとう難しいんだなあと実感。露伴と接する奈々瀬の感情の揺れ動きがどこに起因しているのかがわたしには今ひとつわからず、おいていかれる原因に。他にも地下でのあの描写など、イマイチ没入ができなくて悲しい。直接的すぎたのか????ドラマのあの尺とテンポがどうやら私には合っていたらしい。
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