新月

岸辺露伴 ルーヴルへ行くの新月のネタバレレビュー・内容・結末

岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)
2.5

このレビューはネタバレを含みます

普通寄りのつまらない!話が軽いし平坦だし長い。

ドラマを一気見して、その勢いで映画をみた。ドラマの1〜3話が結構面白くて、岸辺露伴のキャラクターも泉ちゃんとの掛け合いも好きだった。
4〜8話はそんなに良いとは思わなくて、話にメリハリがなくて引き込まれなかった。

そして見た「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」。最初は謎の真っ黒な絵に、それを追いかけてくる人に、何が起こるんだろうとワクワクした。

でもやっぱりつまらなかった。ずっと同じ暗い印象だから、飽きる。合間合間にもう少し明るいシーンがあってもいいんじゃないかな。。せっかくパリに来たのだから、例えば「岸辺露伴先生と泉ちゃんがパリを観光するシーン」みたいな、2人の掛け合いがもっと見てみたかったなという気持ち。

そして回想の岸辺露伴の若い頃も何だかピンと来ない。ただのどこにでもいそうな青年という感じで、これが岸辺露伴…なのか…?

途中で出てきた東洋美術の専門家の人も、最初の印象通りただの悪い人。強敵感は全くなく…。

それで判明していく黒い絵の謎も、「世界で最も黒くて邪悪で…」というわりに話が軽い。驚きがほとんどない。

岸辺露伴のシリーズで好きだったのは「ヘブンズドア」という面白い能力とキャラクター、妖怪にも黒い絵にも負けない強い泉ちゃん。脚本はあまり響かなかった。
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