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岸辺露伴 ルーヴルへ行くのxavierのレビュー・感想・評価

岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)
3.5
その結末は壮絶で美しい運命…
相手のことを本にする特殊能力"ヘヴンズ・ドア"を持つ漫画家・岸辺露伴は、かつてある女性から聞いた"この世で最も黒く、邪悪な絵"の存在を思い出す。新作に取り組む中で、その絵がルーヴル美術館にある事を知った彼は絵を見るためにフランスを訪れる。ところが美術館職員ですら絵の存在を知らずデータベースでヒットした保管場所はすでに使用されていない地下倉庫を示していた。そこで露伴は絵が引き起こす不可解な出来事に遭遇する…
ストーリーはこんな感じ。
NHKで放送されていた"岸辺露伴は動かない"シリーズの映画版。
上映時間が2時間だったんだけど、前半がねぇ、余りにも動きが無さすぎ。
ほぼほぼ、何故ルーヴル美術館に行くのかって説明なんだもんな。そこにまだ漫画家としては駆け出しの頃の露伴の話しが織り込まれているって感じ。
まぁ、前半は寝落ちしそうだったわ。

舞台がルーヴル美術館に移ってからは、まだ面白かったかな。いろいろな事実が判明し、そして紐解かれる"黒い絵"の謎…
恐ろしくも悲しい秘密が隠されてたね。
そしてラスト近くにはあっと驚く展開も…
まぁ、露伴と泉の絡みもいつも通り面白かったけどね…

それにしてもルーヴル美術館がキレイだわ
いつも外観しか見てなかったんだけど、内部、特に天井の桟敷模様なんて凄いよね
キレイでは片付けられない厳かさもあったしね…
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