『特別』の扱いを受けて喜びを全身で表現する久美子、ぼさぼさ頭の滝先生にときめく麗奈、おどけてファイティングポーズを取る奏、相変わらず仲良くケンカする夏紀と優子など、生き生きと動くキャラクターの面々がなんだか無性に懐かしくて、感傷に浸っていたらあっという間にエンディングが来てた…という感じでした。
ユーフォで言うところの『次の曲が始まる』ための伏線をばら撒くお話なので、秀一と麗奈の意見が食い違ったり、奏が黄前先輩LOVEだったり、久美子が麗奈の1番になれないことを想像してみたり、波乱の最終章に向けた"予兆"のようなものがバランス良く出てるので、作品として必要な一幕だったんじゃないかと思います。でも基本的には和やかな感じで進むので、まったりと人間模様を楽しむ、というスタンスでOKな1本かと。
ただ、説明らしい説明はほぼ皆無なので、初見には向きません！笑
