正体不明のミサイルに脅かされる世界を描いた50年代モノクロSF
本物の基地や戦闘機などの映像が使われていることもあり、緊張感あるリアルなドキュメンタリィのようでした!
70分ひたすら不穏で恐ろしい。
正体不明のミサイルが共産圏に向け発射された。
迎撃ミサイルにより直撃は免れたものの、地球の周回軌道に乗ってしまう。
高度20km時速6500kmで進むそのミサイルは、地表を焼き尽くしていった。
軍や科学者たちは、市民を避難させつつ、なんとか撃墜、迎撃を試みるのだが……
あっという間に焼け野原になっていく地球。
一体このミサイルはどの国から発射されたものなのか?
撃墜には水素爆弾を使うしかないのか?!
レーダーや兵器が発達した現代でも十分通用する、恐ろしい作品でした。
SFだけど、ほぼ現実。
これはリメイクして欲しい!!