『ジョジョ第四部』の自動追尾式爆弾スタンド｢シアーハートアタック｣は本作の殺人球｢シルバースフィア｣が元ネタですね。
何処までもしつこく追ってくる所とか犠牲者が口いっぱいに頬張ってるビジュアルとか。
カフカ的ホラーとレビューで書かれてる方がおられましたが正にカフカの世界を映像化した様な映画だと思います。
不条理かつ全く整合性に欠けた矛盾と不安感に満ちた世界。
何が起こっても｢夢｣で片付けてしまえばイイと言うのもいい加減かつ、そのデタラメさが恐怖です。
2以降は見たはず何ですが全く記憶に無くて(笑)
やはりこの１作目が最高傑作です。
完結編『Pantasm V Ravager』も完成している様で、御年90歳になろうとするトールマン(アンガス･スクリム)もロケットランチャーを真正面から受けたりまだまだ元気で嬉しいですし、空に太陽みたいに浮かぶ巨大な銀球のビジュアルももうダリの世界みたいで公開が楽しみです。
今は無き月曜ロードショーにて鑑賞。
