せーや

風の谷のナウシカのせーやのレビュー・感想・評価

風の谷のナウシカ(1984年製作の映画)
5.0
「な~んちゅうモロい船じゃ」
確かにモロすぎませんか?トルメキアの船…。

「火の七日間」により文明世界が滅びて1000年。
世界は瘴気を吹き出す毒の世界「腐海」に覆われていた。
生き残った人類は腐海と戦い、腐海に怯え生きてきた。
しかし「風の谷」では、人々は腐海と共存し生きていた。

スタジオジブリが誕生する前、
ラピュタよりも、さらに前の作品。
本当のジブリ第1弾。

個人的には、全スタジオジブリ作品の中で
ナウシカがトップで好きなヒロインです。
昔からナウシカが大好きでした。
一番タイプなんですよね…(笑)。

風と腐海と共存する「風の谷」。
平和な暮らしを続けてきたが
軍事国家トルメキアがやってきて、全てが変わる。

正直、あんなものすげえ腐海に勝てるとは思えませんよね。
だって虫が3つで蟲の世界ですよ。
ただでさえみんなデカいのに、頂点には家一軒以上の
王蟲さんがいらっしゃるんですよ。
ナウシカさん凄いですよね。16歳ですよ。

文明が滅びた後の世界で、
人間はどう生きているのか。
人間は、変わったのか。
蟲たちがウジャウジャいる、ただそれだけの映画じゃございません。

まあ、結構ジブリの中でも重い作品だけど
ミトや、じいちゃんたちが良いコメディ感を出してました。
本人たちは本気なんですけどね。

ジブリの中でも素でちょっと難しい作品。
だからこそ何度も見たくなる。
ナウシカに惚れる。
せーや

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