ナレーションに浮き彫りとなる焦り、それ故のあり余る多言にもはやコメディ映画を見ているような可笑しさがあり、映像としての緊張感は不気味なほど削られていく。たとえばスピルバーグの『ミュンヘン』みたいな、…
>>続きを読む主人公のモノローグや、国から国へ渡る生活感が独特な雰囲気でよかった
ただ、ちょっと惜しいとこがちらほら
・主人公は殺しのものすごいプロだったことが、モノローグ以上に把握しにくく説得力が薄い
・多分き…
このレビューはネタバレを含みます
カルマなんて無いはずの人生が一発のミスで色めき出すのは、人間、どこかでもがき苦心する方に生を感じるからか。The Smithのベストアルバムそのまま垂れ流すかのような風でいて、奇妙に楽曲とマッチし…
>>続きを読む密着暗殺者、仕事の流儀。
題材的には珍しく感じる、暗殺者の日常を描いたような映画でした。
プロでも人間なので、状況によってはミスもする。そこから自分に刃が向かった時にどういうふうに対応していくのか…
綿棒って、アメリカだとユニリーバの商品名でQ-tip.って言うんですね!絆創膏をバンドエイトと言ってしまうのと同じで。勉強になった。
それはさておき、モノローグと雰囲気とファスベンダーの顔がいいノ…
遂行を誤り、追われる身となり妹に危害を加えられた殺し屋の主人公が復讐のため関係者を片っ端から殺すお話。
内容の割にはスローで静かに話が進んでいく感じ。
釈然としない終わり方だけど、それまでは素敵な…
「セブン」以来、デイビッド・フィンチャー作品は、自分の中で期待度高めで見てしまいます。
そんな感じなので、過度な期待もあってか求めるものが高くなってしまい、その意味においては本作は期待外れと言っても…