フィンチャー映画として見ると凡作
「タクシードライバー」のトラヴィスのように心の声が主軸に物語が展開されていき愛するものが殺されかけた殺し屋ファスベンダーが奔走する
完璧主義に見えたファスベンダーがいきなり標的殺すのをミスるとこから始まって完璧に見えるけど実は粗が多めの殺し屋の苦労話であり愛を見つけ出すといった感じのイマイチな話運び
やたら強いメキシカンギャングvsファスベンダーの格闘戦は結構重厚感と泥臭さたっぷりで見応えがあった。見どころはそこぐらいで
脚本が薄い
どんでん返しもない
アクションにもドラマにも振り切れないなんとも言えない殺し屋映画
そもそもラストも殺し屋映画として見るとシュンと終わるしフィンチャー映画らしい刺激がなくてぬるま湯映画