23年155作目。
良くも悪くもフィンチャーらしい映画だった。
アクションシーンもド派手にせず淡々と映したり、
移動や行動も淡々と映す。
フィンチャーの演出が悪いわけではなく、
盛り上がりが少ない上に魅力的ではないストーリーなのが
そもそもの原因だろう。
主人公自身はプロとしてブレないよう注意して行動してるが
実際は感情が入り交じりミスを犯す人間らしさがある。
もちろん、ギリギリの所で殺し屋に戻るのだが
本人はその感情を認識してないのだろう。
穏やかな暮らしをするために報酬を得るのが目的ではなく、
達成した快感やミスをカバーしてる最中のドキドキが好きで
ミッションを行っていたのが最後の痙攣で分かった気がした。