ザ・キラーのフリーザのネタバレレビュー・内容・結末

デヴィッド・フィンチャー最新作(2023年時点)
これにてフィンチャー作品全部観ました。

『最強殺し屋伝説国岡』をシュッとさせた様な殺し屋ブラックコメディ。

冒頭20分も使って己の殺し屋哲学を語っておいてその殺しでミスるという間抜けなスタートからして明らかに”カッコイイ”殺し屋映画では無い。
一応アクションシーンもあるけど別に全然カッコよくない。
地図アプリやらAmazonやら利用してるシーンなんかは普通にカッコよく撮るならカットすべきなのに敢えてそういう生活感出してるのもふざけていて面白い。
殺しの時に毎回脳内で唱える哲学みたいなやつ、ティルダ・スウィントンに中断されるのも笑える。

そこそこ面白かったけどフィンチャーにはもっと面白い映画沢山あるし、殺し屋映画と聞いてこれ求めてる人いるのか？って感じだし、ふざけるならふざけるで『最強殺し屋伝説国岡』位ふざけてた方が面白いしでどこの誰向けの映画なのかよく分からかった。