【1970年キネマ旬報日本映画ベストテン 第1位】
山田洋次の「民子三部作」の一作目。この年の映画賞を総ナメにし、キネ旬と毎日の作品賞、監督賞、脚本賞、男優賞、女優賞の主要五部門を制覇した。
長…
炭鉱が次々閉鎖になっていた時代、転職を考えるのも無理はない。
パンフレットだけ見て長崎から北海道東部に行くなんて無謀だと思って観ていたが、希望の持てそうなら終わり方でよかった。
当時の日本各地の風…
当時の日本各地の雰囲気が映像を通じて伝わってくる。キリスト教の長崎、万博の大阪、開拓先の北海道。民子が万博で出会した地元の成金に対して貧乏人は万博に来ちゃいけないのかと怒る姿が印象的だった。旅を通じ…
>>続きを読む長崎の小さな島を出て、北海道の開拓村へ移住する家族の過酷な大移動を、ドキュメンタリー的手法も交えて描く。
“家族”は旅路の途中で何度も不幸や絶望に遭遇する。
男の身勝手、女の我慢、子どもの犠牲。
…
長崎県伊王島に住む家族が北海道の開拓部落に入植し酪農を営むという夢を持って開拓地に向かう。
長崎から北海道までの長い長い道のりを家族5人が行く。
今なら電車と飛行機一本で行ける道のりを
何日も…
肉まんを坊やが見ていると、お店のアルバイトであろう若い女性が「欲しいの?」と言い、親切心から坊やに肉まんをサービスしてあげる。坊やが何も知らない祖父の元に肉まんを持って帰ってくると、祖父はそれを叱る…
>>続きを読む松竹株式会社