マリリン・モンローの代表作ということで観てみた。彼女の出演作はこれが初めてですが魅力がたっぷり詰まった一作でした。
正反対だけど大親友の2人が繰り広げるミュージカル・ラブコメ。2人とも歌が上手いしダンスも楽しい。
マリリンがピンクのドレスで“Diamonds are a girl’s best friend”歌うシーンは色んなパロディを見てきたけどやはりオリジナルが一番
マリリンの演じる役は愛よりもお金が大切って女性。一見おバカで何も考えていないように見えるのだけど終盤にそれは間違いで、むしろ逆に自分がどう見られているか分かった上でそれを武器に行動している自立した女性だと分かる。
この役は実際のマリリンにも共感できるところがあったのでは無いかなと思います。そういう意味でも綺麗な着地だし全体的にとても楽しい映画だった。
話し方はこの時代っぽくて聞きやすいしセリフもいいんだよなあ…
感謝伝えるときに“Thank you ever so.”っていうのが好き。これはドロシーがローレライの真似したときもやってました。
あとはベッドで飛び跳ねたり、回答も聞かずにひたすら相手を質問攻めにして“I just adore conversation, don’t you”って言ったり、彼女じゃなかったらウザがられるようなことも自然にこなしちゃう。そんな唯一無二の魅力があります。
とっても華やかで優しい映画です。90分という短さですがとっても満足しましこれはまた何度でも観たくなるはず!