ポムポム

ナチスに仕掛けたチェスゲームのポムポムのレビュー・感想・評価

3.5
ヨーゼフの精神が錯乱してくるので
見てる方もどれが真実なのか混乱してしまいました。
ので、ネタバレされてるサイトを見て整理
できた(と思う)
最初から、名前だとか部屋番号だとかを
よーく見とかないと伏線に気付かず
きちんと理解出来ずに終わってしまいます。

後、この日本語タイトルは
大分誤解を生みそうです。
単純にナチスを欺くようなチェスゲームの話?
と思ったら全く違いました。
そもそも仕掛けて ないですし。

主人公ヨーゼフを演じた役者さんが
凄いのなんの。どこかで見たような
気がするな、と思ったら
帰ってきたヒトラーのヒトラーさんでした。
精神が壊れていくサマを迫真の演技で
魅せてくれました。

途中よそ見したのか
部屋でチョスの駒創り
まさか自分のう○こ かと思ってしまいました


↓↓↓以下ネタバレヒント

主人公ヨーゼフ
冒頭の船に乗る時の名前が違う。
最後のサインの名前も。
チョスの本に書かれた試合者の名前。

ナチ側のベームと船のチェス王者。
腕時計に注目

ホテルの部屋402船の部屋402

↑↑↑

捉えられる前のヨーゼフは
本が大好きだったんですね。
ナチの拷問と言ったら肉体的な物しか
思い浮かばなかったですが、
ヨーゼフの様に本も新聞もない、話し相手も
居ない…精神的な拷問もかなりキツイだろう
と思う 元はチェスすら興味なくて少しバカにしていたセリフもありました。
ようやくくすねた本を捲った時に
チェスの本だと分かってぶん投げたのも
面白く、そして
「チェスの本」と言う作品の映画化だそう。
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