アメリカに向かう船上で、チェスの世界王者を手玉に取る男。その正体は?
ナチスに軟禁される過去パートと現在のパートの切り替えのスムーズさと、クライマックスの対局のときの演出は良かったが、全体的には少し…
まず本作は、大いなる邦題詐欺である。<チェス好きのナチス将校に挑んで打ち勝つ>といった話では全く無い。
ああ、コレ、原作がステファン・ツヴァイクの中編小説『チェスの話』(←執筆後に自殺)なのね。…
SNSで予告編を目にした時から面白そうと感じた本作。
その予感は見事的中。
巧みな話の組立、キャストの演技…素晴らしい出来で、文句無しの満点でした。
ほんの数本しか観ていませんが、ドイツ映画は他国の…
富裕であることは貧困層からすれば是正すべき不均衡である。
国難時に安全なところにいて資本家の資本の備蓄に加勢することは戦争最前線に立たされる者にとっては憎んでも飽き足らない傲慢な行為だろう。
すでに…
壁紙の船の模様を見つけた時、あぁこの人壊れたなって思った。
でもそれほどまでになぜこの主人公は、人のお金を守ったのか⁉ただナチスに渡したく無かった⁉
身体を痛めつける拷問ではないのに、これは絶えられ…
【特別処理】
前情報なしで観て正解だった。
私が勝手に想像していたのは、いわゆる"チェス"を使った逆転劇だ。チェスを使って"ゲシュタポ"の奴等を見返すという物語だ。
だが中身を開けてみれ…
タイトルのこれじゃない感すごい。
幻覚系の映画で、ミスリードを誘うものだけど、ちょっと納得いかない。
ビューティフルマインドとか、ファーザーみたいな混乱を疑似体験するには、イカれる前の主人公の人…
とにかく主人公の変わっていく様が凄まじい。見終わった後は「この邦題になるのも分からんではないけど、思ってたんと違う!」とはなるね。見応え有る映画には違いない。拷問シーンが多いと辛いな…と心配しながら…
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